素どおり

       渓流の自然に囲まれた安らぎの宿
           元湯 富士屋旅館
        福島市飯坂町湯野字新湯11番地
      TEL(024)542-3191 FAX(024)542-3649
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ご機嫌なネルソンさん

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    The piano guys(ピアノ・ガイズ)のチェリスト、ネルソンさんをご存じの方も多いと思いますが、ネットに公開されているビデオに、いつも気持ちよさそうな笑みを浮かべていらして、演奏はもちろんのこと、その表情に心が和みます。ネルソンさんの体がチェロのボディみたいなときもあります。

     

    最近は、クラッシックを専門としていた音楽家が、ポップ、ロック、ジャズやアニメソングなどの名曲を次々にカバー、アレンジも多彩で、楽器もミュージシャンもウキウキして、挑戦というより冒険してるなあと感じます。実際、楽しいんだと思うんですね。いろいろな分野で、ムードメーカーがもっと出てくるといいなあと思います。

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    Awayで一本

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      俳優を引退したアラン・ドロン。次なる挑戦のひとつが、東京オリンピックで、柔道選手と共に金メダルを狙うことだそうです。

       

      私は、アラン・ドロンが出ている映画を全編を通して観た作品は、あるかないかに等しいのですが、80代になってもエレガントな物腰、その場にいる人達を飽きさせないユーモア、人として憧れてしまいます。出演した作品で常に心がけたことは、役を演じることではなく役を生きることだそうです。

       

      自分の国の代表選手を、お家芸ではない競技でサポートしてトップを目指すなんて格好いいです。選手にしてみれば、どこで戦おうとかかるプレッシャーは種類は違えど大変なものでしょうが、監督やコーチとは違う手法で何か成し遂げてくれそうな予感がします。

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      お届けもの

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        岐阜で240世帯が同じ住所だった地域に、ようやく番地分けがされたというニュースがある一方で、当館では逆行するようなお話がありました。

         

        まずは、同じ旅行に参加されたご夫妻のお話から。

         

        八丈島新婚旅行が悪天候で中止になってから数十年。もはや二人揃っての遠出はないものと思っていた矢先のこと、お寺さんの企画でご夫妻は飛騨高山への旅行に参加することになりました。台風の多い9月の旅行で不安がないわけでもなかったらしいのですが、この機会を逃したらの気持ちのほうが勝ったようです。旅行中はずっと雨だったらしいのですが、その分旅行仲間やガイドさんたちとの交流が密になって良かったと思える場面もあったようです。

         

        旅から戻って当館へいらしたときに、奥様が珍しく「野口英世記念館」のポスターの前にずっと立っていらしたのでお尋ねすれば、

        「旅行で一緒だった人が、『野口英世記念館』の近くに住んでいるっておっしゃってたの。お名前はお聞きしたけど、ご住所までは伺わなかったから・・・でも、記念館の住所でお葉書を出せば届けてもらえるかなあって思ってね。」

         

        一週間後、この件についてお尋ねしましたところ、

        「ちゃんと届きましたって連絡がきました。ふふふ。」

         

        旅の余韻を、こちらまでおすそ分けしていただいたような気分になりました。郵政サービスというより郵便屋さんにも感謝ですね。

         

        二つめは、宅配便の受領印について。

        各社いろいろですが、今月は初めて携帯端末のタッチパネルに指でサインする方法を体験しました。姓名両方書くのですが、

        「片仮名でもいいですか?」(画数が少なくて済むのでね)

        「かまいません。」

         

        先週は、このタッチパネルでカタカナサインをすることが3回ありまして、最初は覚えたてのような片仮名が3回めにしてややうまく書くことができました。

        「ちょっと読みやすくなったかな?」と端末をお渡しすれば、

        「バランスがいいですね」と。

         

        日本の出前・配達サービスは、いまや配達員不足ですが、依頼するほうも請け負うほうも、場面が変われば立場が変わります。自分がより気持ちよくなれるように、ちょっと考えてから行動すれば解決できることも多々あるように思えます。

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        What makes you beautiful

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          NHK BS プレミアムの「駅ピアノ」で流れたワン・ダイレクションの曲ですが、演奏者もメロディもタイトル同様美しかったです。

           

          "What makes you beautiful"

          あなたを美しくさせるもの、想像してみてください。

           

          悲惨なニュースのなかにも、きっと何か救われることがあるかもしれないし、一過性ではない深層に迫るものが発見できるときもあるかもしれません。

           

          台風で大きな被害はなかったとは言え、落ちたリンゴの数はけっこうなもの。それでも初もぎのリンゴの色づきは均等に赤で『リンゴの唄』の歌詞どおりでした。生産者にとっては、結果(収穫)勝負ではあっても、消費者にとっては、手間の結晶をいただく幸せであったり生きるエネルギーになるんです。

           

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            西瓜は、俳句では秋の季語ですが、先週末にようやく手に入れた小玉スイカは、まさにそうかもしれないと思った味わいでした。農作物無人ボックスが空っぽでうなだれて戻る途中、農家さんに手招きされ立寄れば、袋詰め前の野菜がたくさん!消毒作業があったため、袋詰め作業が遅れているとのことでした。栽培も大変ですが、収穫や袋詰め箱詰め作業のほうが手間がかかるのですね。

             

            野菜のほかに、今年は小玉スイカを買い損ねているお話をすると、

            「今年は雨が少なくて不作でね」と言いながら、近くのスイカをチョキンと切って手のひらにのせ、

            「ちょっと熟れすぎかもしれないけど」と、ひとつ譲っていただきました。

             

            3時のおやつに早速いただいたのですが、体に浸みるおいしさで四分の一では足りず、半分を平らげました。たねのまわりが確かに熟れ気味でしたが、とてもおいしかったです。

             

            農業も光センサーなどで糖度測定ができるようになりましたが、大事なポイントでは、熟練の勘が発揮されているようです。

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            休息時のおかしな行動

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              「お休みのときに家族で一緒に買い物に出かけて、気がついたらひとりで車にのって帰ろうとしていた」と、ある俳優さんがバラエティショーで苦笑いしていました。どうしてそうなったのか皆目見当がつかないらしいのですが、割とあちこちで起きているらしいです。

               

              映画を一緒に観に行って途中で寝てしまったとき、寝た本人はあれれと起きた瞬間に思うのですが、居眠りしながらクスクス笑っていたことを後で告げられます。これは、私の体験談です。

               

              ご夫婦で車でお出かけ中、うとうとし始めた奥様、ご主人の右折判断の甘さを察知してか、目を閉じたまま「危ない、つかまって!」と叫んだこともあるとか。助手席には乗らない宣言をした奥様は、社長席で「アイサイト」のお役目を果たしているのでしょうね。

               

              そのほか、眠れない眠れないと連発しながら、ぐーぐー寝ている人や、食欲ないなあと言いながら、一番食べる人、けっこういます。その場に居合わせた人は、あきれちゃうかもしれませんが、後日談としてはけっこう楽しめますから、やんわり受けとめておくのもいいかもしれません。

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              生き生きご長寿

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                「高齢化」や「老化」はネガディブなイメージが先行しがちですが、「長寿」にはリスペクトしたくなることがたくさん含まれている気がします。ご長寿へのインタビューを継続していくことで、同時進行の歴史の見方や、2桁3桁単位の計画が研究レベルだけでなく、地域とか家族単位でできるようになるとおもしろいかもしれませんね。

                 

                食べること、歩くこと、聞くこと、話すことが基本できると80代を迎えても若々しくいられます。それぞれの行動に感謝して生きると、目覚めたときに今よりちょっとだけ上を目指してみようかなあという気持ちが芽生えたり、逆に、好きなこともセーブできるようになるのだそうです。

                 

                二日連続でお風呂にいらした81歳同級生3人組のお話を参考までにご紹介します。

                 

                ・牛乳一日一リットルを飲む。

                ・パークゴルフがあるときは、できるだけ参加。

                ・ボーリングは、マイボール、マイシューズで4ゲーム。

                (同席していた60代のお客様は、2ゲームが限度だとぽつり。)

                ・カラオケは、シャンソン専門、演歌専門、また旅物専門。

                 

                シャンソン歌手がおっしゃるには、「たまに、2番だけ私に歌わせてと割り込んでくる人いるけど、気持ちよく歌っているのだから遠慮してほしい。」

                 

                演歌歌手は、「最初は、昔の歌ばかり選んでたけど、最近は新曲を覚えるのが楽しみなの。ひとり暮らしだからテレビで一緒に歌って覚えてる。」

                 

                また旅物の役者は、「お声かけがあれば、どこへでも!ただし送迎お願いね。」

                 

                ・お祭りや花火は、音がうるさいので、もっぱらテレビで鑑賞。

                 

                どうです?三人三様の生き方、これからも楽しみです。

                 

                 

                 

                 

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                際立つリアル

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                  雨なしのギラギラ晴天が半月続いても、セミの鳴き声さえ気にならないときがあります。眠くてしかたがないとき、何かに没頭しているときなどです。

                   

                  お客様がなにげなく話始めたことが実体験であるとき、遠い過去もつい最近のことも、自作自演のホームドラマ、ドキュメンタリー、地域レポートまでに展開します。思い出に浸るのではなく、思い出しながら今の自分の思いを整理したり、考え方の変化に驚いたりします。それほど親しい関係でなくとも、たまたま隣合わせただけのときも、あんがいおもしろいことはあるものです。

                   

                   

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                  習いごと

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                    習いごとに年齢制限がないこと、お話を伺うたびに、そのはじまりと継続の秘訣は、どうやら人との関わりにあると気づかされます。

                     

                    たとえば、スポーツジム。一番長続きしているのは、「ばあば」と呼ばれる人たちらしいです。

                    全身運動にいい水泳、考えてみたら学校にプールがなかった世代の人たちが、自分より若い先生に教えてもらうことからはじまり、泳ぎだけでなく少しずつ体の調子もよくなって、さらにマシンで筋肉を鍛えたりほぐしていくうちに、先生だけでなく顔なじみの人と『では、また明日。』の挨拶をかわすようになる。健康であることのなによりの証しです。

                     

                    あまり巧くはないけれど、あこがれの楽器バイオリンを仲間と演奏すること。

                    発表会、出るか出ないか直前まで迷っていたとき『できないところは弾いてるふりでもいいのよ。そのために、私が同じパートなんだから。』と、年下の仲間から声かけがあって、ますますバイオリンの練習が楽しくなった「ばあば」もいます。

                     

                    Eテレ【猫のしっぽ カエルの手】でおなじみのベニシアさんが、沖縄の長寿食と伝統織物を訪ねた回がありました。90代の「ばあば」がベニシアさんに『いつの間に赤い洋服に着替えたの?』と訊いたときには、撮影の場に笑いがこぼれました。同じ時間を共有する愉しみを時短でコメントしてくださいました。

                     

                    そのまんまが一番の「ばあば」に、拍手!

                     

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                    はじめてのこと

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                      台風が去ったあとの青空。地上に残した爪あととは比較にならないくらいの無言のブルーノート。

                      被害状況より、人々の動きをただじっと見ているのかしら。

                       

                      こちら福島は、場所にもよりますが、比較的被害が少なかったほうだと思います。

                      一日を通して雨量の多かった17日、はじめて温泉に来たお客様は、みなさんとても印象的でした。熱めの温泉に対しての反応は、子供も大人も同じ「あっちー」であったり、徐々に慣れてくるあたたかさへの言及や、古い建物を見渡す視線は、どこか似ていました。

                       

                      雨の日に釣りに出かけたお客様もいらして、はじめて釣りに挑戦した中学生が大物を捕らえたお話なども伺えました。

                      「また、連れて行ってね」と言われ、複雑な心境になってしまったお客様。ご自身の釣りの愉しみは半減してしまったようですが、釣り仲間の輪はひろがりましたね。

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