素どおり

       渓流の自然に囲まれた安らぎの宿
           元湯 富士屋旅館
        福島市飯坂町湯野字新湯11番地
      TEL(024)542-3191 FAX(024)542-3649
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習いごと

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    習いごとに年齢制限がないこと、お話を伺うたびに、そのはじまりと継続の秘訣は、どうやら人との関わりにあると気づかされます。

     

    たとえば、スポーツジム。一番長続きしているのは、「ばあば」と呼ばれる人たちらしいです。

    全身運動にいい水泳、考えてみたら学校にプールがなかった世代の人たちが、自分より若い先生に教えてもらうことからはじまり、泳ぎだけでなく少しずつ体の調子もよくなって、さらにマシンで筋肉を鍛えたりほぐしていくうちに、先生だけでなく顔なじみの人と『では、また明日。』の挨拶をかわすようになる。健康であることのなによりの証しです。

     

    あまり巧くはないけれど、あこがれの楽器バイオリンを仲間と演奏すること。

    発表会、出るか出ないか直前まで迷っていたとき『できないところは弾いてるふりでもいいのよ。そのために、私が同じパートなんだから。』と、年下の仲間から声かけがあって、ますますバイオリンの練習が楽しくなった「ばあば」もいます。

     

    Eテレ【猫のしっぽ カエルの手】でおなじみのベニシアさんが、沖縄の長寿食と伝統織物を訪ねた回がありました。90代の「ばあば」がベニシアさんに『いつの間に赤い洋服に着替えたの?』と訊いたときには、撮影の場に笑いがこぼれました。同じ時間を共有する愉しみを時短でコメントしてくださいました。

     

    そのまんまが一番の「ばあば」に、拍手!

     

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    はじめてのこと

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      台風が去ったあとの青空。地上に残した爪あととは比較にならないくらいの無言のブルーノート。

      被害状況より、人々の動きをただじっと見ているのかしら。

       

      こちら福島は、場所にもよりますが、比較的被害が少なかったほうだと思います。

      一日を通して雨量の多かった17日、はじめて温泉に来たお客様は、みなさんとても印象的でした。熱めの温泉に対しての反応は、子供も大人も同じ「あっちー」であったり、徐々に慣れてくるあたたかさへの言及や、古い建物を見渡す視線は、どこか似ていました。

       

      雨の日に釣りに出かけたお客様もいらして、はじめて釣りに挑戦した中学生が大物を捕らえたお話なども伺えました。

      「また、連れて行ってね」と言われ、複雑な心境になってしまったお客様。ご自身の釣りの愉しみは半減してしまったようですが、釣り仲間の輪はひろがりましたね。

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      4才児の背中

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        およそ1年ぶりでしょうか、おじいちゃんと一緒にお風呂に来た男の子、4才になりました。

        「おふろおふろ!」とせがまれたそうで、誘う立場が逆になったなあと可笑しくなりました。

         

        コッシーのTシャツを着ていて、まだファンなんだと思いながら、初めてコッシーのリュックを背負って来た日のことを思い出しました。(「コッシー」とは、Eテレ『みいつけた!』のイスのキャラクターです。)たぶん、あの日は他にもいろいろ買ってもらって上機嫌で、その中で一番のお気に入りを身につけてきたのだと思います。

         

        幼児にとって、玄関から大風呂までの行き来は、けっこうな距離なのですが、1年違うだけで歩くスピードも格段にあがります。駐車場へ向かう後ろ姿も背筋がピンと伸びてカッコよく見えました。次回は、コッシーが飛び出すかもしれないなあ。

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        体感

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          小学生で野菜ソムリエになった男児は、インタビューで「野菜やくだものの畑に連れていってもらって、お手伝いや試食をするのが楽しかった」という実体験から資格取得の勉強を始めました。とてもシンプルでいいなあと思いました。

           

          タレントの山田邦子さんは、新潟でスイカ作りを始めたらしいですよ。本来なら捨ててしまう小さな実も愛おしくて捨てられず、漬物にしておいしく召し上がったとのこと。こういう発想は、6次化産業や栽培農家の食卓にあがることを想像するだけでもいいですね。

           

          林業に携わる仕事がら、生傷は避けられず、気をつけてはいてもあちこちに切り傷。応急処置はしたものの、さて病院へ行くか温泉へ行くか。傷の状態にもよるのでしょうが、湯治を選ぶことが多いお客様の帰り際のコメント「肉が盛り上がってきた」と。

           

          海も山も好きなお客様は、山を泳ぐようにして山菜やきのこをとり、海ではのんびり釣りをするのがライフワーク。

          日照不足で米は大丈夫かお尋ねすれば「もともと赤字だから、いいの」だそうです。つやつやお肌の秘訣を見たり。

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          猛暑続きの日々

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            ヒトの体温に近い気温続きでも、まだ梅雨なのか?と、人に会うたびに確認しあっています。

            何をするにも汗、何もしないと睡魔に襲われる日々です。

             

            さて、今日はスーパーで買い物を終えて帰ろうとしたときに、背後から「すいませーん」と呼び止めらました。

            「ドクターヘリは着陸したのに、救急車は来ないのでしょうか?」

            なぜに私に問いかけたのか、まったく分かりませんが、スーパー駐車場はす向かいに確かにドクターヘリは止まっていました。

            「熱中症ですかね?」

            「この暑さですからね」

             

            帰り道、消防署前を通りましたら、救急車は車庫内でいつでも出発できるように見えました。おそらく受け入れ病院さがしをしながら容態を見守っていたのではないでしょうか。

             

            職場に戻り、事のいきさつを話しながらの昼食。ここ一週間で私が一番驚いたのは、スタッフの献血回数の多さです。

            20回、50回以上なんていうスタッフもいまして。産後、献血したくてもできなくなったという話もあり、見た目の健康と見えない部分の健康状態は違うんだなあと改めて思いました。

             

            まだまだ暑さは続きそうです。しっかり食べて飲んで、あまり難しいことを考えず、体を休めながら乗り切りたいものです。

             

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            Stories my father told me

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              昨日、トーク番組「サワコの朝」で、ヴァイオリニスト五嶋龍さんが、「今、心に響く曲」としてドヴォルザークの"Songs My mother taught me"(我が母の教えたまいし歌)を生演奏で披露されました。ヴァイオリンを弾いているときも、演奏後も何ともいえない解放感にひたれるのだそうです。

               

              今日は「父の日」ですので、私の父がうれしそうに話したストーリーをひとつご紹介しましょう。

               

              緒方拳さん主演の映画もしくはテレビドラマで、入念な計画のもとに脱獄を成功させたお話です。毎回食事に出る味噌汁を何度も同じ場所にまいて腐らせ脱獄するまでのシーンを、感心しながら興奮しながら話してくれました。私は、洋画「ショーシャンクの空に」を思い出しながら、共通するコツコツ作戦に爽快感を覚えました。

               

              父が意識してか、あるいはたまたまなのかは分かりませんが、そこかしこにコツコツ作戦らしき形跡があるのも笑えます。孫子の兵法を知ってか知らずか、想像するだけでも楽しいです。

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              巻きもどし

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                自分の行動パターンを巻きもどしてみると、けっこう笑えます。

                 

                さがしものをしているときに「さがしているときには、見つからないもの」と、他人に対しても自分自身に対しても、なぐさめに近い思いでよく言います。

                今日の午前中、出かける前に見つからなかったもの、「あっ!」と思って最後にピンときたところに置いてありました。たいしたものではないのですが、移動中も用事を済ませて戻ったあとも気になりましてね。少し休憩をはさんで、最初に思い浮かんだのが外。家の中をさがしても見つかるはずはありませんよね。先週金曜日あたりまでプレイバックして、ようやくたどりついた場所にポツンと置いてありました。

                 

                習慣と癖、いいも悪いも事実として受けとめ、ボケとツッコミで笑い飛ばしてやりました。ああ、すっきりした!

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                ごきげんなとき

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                  春の嵐が去った朝、散った桜の花びらを掃きながら、あまり被害が出ていないことを祈りました。

                  弱い地震もあって、おそらく皆が寝不足で迎えた朝だと思います。

                   

                  外出途中ですれ違った人、一緒に居合わせた人、見て機嫌が良さそうなのは圧倒的に女性でした。男性のほうは、ひとりだけ大声で歌いながら自転車をこいでいる方がいましたが、あとは、ちょっとしたことにいらついたり、険しい表情や心配そうにしている人のほうが多かったです。

                   

                  元気なときもそうでないときも、深呼吸して心地いいときをもちたいものです。

                   

                  風の影響をまったく受けずにピンと咲くチューリップに勇気を分けてもらったり、久しぶりに行ったカットショップのスタッフのみなさんの働きぶりにうれしくなったり、春はやっぱりいいなあと思いました。

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                  かっこよさ

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                    春休みですね。

                    スーパーでお母さんと一緒に買い物をした小学生が、買ったものを空いたダンボールに次々に入れていく母親に向かって、

                    「なんか、かっこわるい」

                    そんなのいちいちかまってはいられない様子のお母さんは、

                    「さあ、行くわよ」と、ダンボールの一つを持ってさっさと出口に向かいます。

                     

                    そもそも「かっこよさ」って、よく使いますが、その時の状況で感じ方がまちまちですよね。

                     

                    先の小学生は、ショッピングバッグに入れて戻りたかったのでしょうか?

                     

                    駐車場で、車にダンボールをスー、スーと滑らせて入れる様子は、私には気持ちよく思えましたが、効率よりおしゃれな買い物、お手伝いがしたかったのかなあ。春休み朝昼晩の三食の準備に密着したら、今日のお買いものの本当の「かっこよさ」がわかるかもしれませんよ。

                     

                    春休みには、遠出しなくてもいいから近場へいろんな人とお出かけしてほしいですね。「かっこいい」を数えてみるのも楽しそう。

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                    祝!婚カツ

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                      風はまだまだ冷たいですが、青空に誘われて出かけるひとも多くなってきました。遠くの山々はまだまだ白く、空気もキーンとする時間がありますが、道に残る雪はさがさないとないくらいまでになってやれやれです。

                       

                      さて、今日久しぶりに休憩にいらした老夫婦、これまでに伺ったことのない事実が次々に明かされ、ただただ驚くばかりでした。

                      お二人揃って卆寿(今年満90歳)、結婚式は当館で執り行われたことなどを初めて知りました。ご予約のお電話では、週数回お見えのM氏のおすすめということでしたので、初めてのお客様で、年齢も実年齢より25歳ぐらいお若く想像しておりました。

                       

                      ところが、お部屋にご案内とお昼の出前注文を承ったスタッフの報告によれば、部屋への下り階段が大変そうであったこと、何度もお越しいただいていること、カツ丼を注文したということで、見当はずれもいいところ。実際にお昼をお届けにあがってようやく、いつもカツ丼をお召し上がりになるお客様と重なりました。

                       

                      「今度写真持ってくるよ」と、おっしゃって、自家用車に乗るや否やアクセル踏みこむ速さといったら・・・奥様のシートベルト着用を確認する余裕をお持ちいただければ、揃って100歳も夢ではありませんね。

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